
元気にサバゲーしてますかー!
寒くなると人間も元気がなくなりますが、もっと元気がなくなるものがありますよね!
そうです!ガスブローバックハンドガンです
今回の主題は、「真冬でもしっかり動作するガスハンドガンをつくっちゃおう。」です。
皆さんはCO2ガスガンというものをご存じでしょうか?最近知っている方が大分増えてきましたが、大多数の方は「知っているけど使ったことはない」だと思います。
まず最初に、CO2ハンドガンについて少々説明させてください。
CO2ガスガンとは?
皆さんが一般的にいうガスブローバックハンドガンは、フロンガスを使用しています。マルイ純正のガスである、HFC134aは、カーエアコンにも使われているみたいですね。
このガスは、20度を下回ると気化しにくいので、冬場でガスハンドガンを使用するとすぐに液ガスをブショー!と吹いて、戦闘不可になってしまいます。
一方、CO2はその名の通り、炭酸ガスを使用しています。
気温の変化を受けにくく、尚且つHFC134a等と比べ、約10倍近い圧力があるため冬場でもパワーダウンを心配せずにガシガシ使っていけるわけです!
わざわざガスじゃなくても....と言われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かにマルイの電動ハンドガンはよく飛びよく当たります。ゲームで勝つだけならそっちのほうが圧倒的に良いです!
が、結局はロマンですよ!ロマン!あのブローバックが良いのです!
とはいえ、海外製のCO2ガスガンはちょっと....考えていたところに海外のCO2マガジンを流用してマルイのガスハンをCO2化できるという噂を耳にしました。
出来ることであれば、マルイさんから出てほしいところではあるのですが、中々難しいみたいですね。
ということで、ベースはマルイのG17を使用しできる限り、ノーマルの部分を残しつつ、CO2化を行ってみました!
※私のグロックのスライドはSAIのアルミスライドに変更しています。樹脂スライドだとどうなるかわからないので、自己責任でお願いします><;
ではカスタムしてみましょう!
CO2化するまで、大きく分けて3ステップあります。
行うこと自体はそこまで難しくありません。加工も必要ありません。
基本的に、「ポン付け」できるものを選んで使用しております。
準備するもの
・APSDragonflyCO2マガジン
・APSDragonfly樹脂製スライド用シリンダ
・PDIピストンヘッド(Oリングは取る)
・NineballG18Cリコイルスプリング(クッションは1個使用)
Step1.マガジンのバルブ調整をしましょう!
APSのCO2マガジンはある程度のCO2の噴出量調整ができるようになっています。
バルブの噴出量を最大にすれば、初速は増加、燃費が落ちる。最低にすれば、初速は落ちるけども、燃費が上がるようにできています。
出来る限り燃費を上げていきたいので、今回は噴出量を最小にしていきます。
噴出量の調整は、バルブをしっかりと締め込んだところから、緩めて調整するだけです。
バルブの向きによって、噴出量が変わる仕組みになっているよう。
調整は画像を確認してみてください。おおよそ、画像の角度になっていれば問題ないと思いますが、個体差はあると思うので注意してくださいね!
一昔前までのAPSCO2マガジンは、バルブの分解が行えたようです。
さらに燃費を上げるために、細工ができたみたいですが、現行のバルブはできないようになっているみたいです。
もし、前のCO2マガジンを持っている方がいれば、細工にチャレンジしてみるのもよいかもしれません!(バルブにスペーサーを噛ませたり、スプリング変えたりして、バルブがあまり開かないようにするみたい!)
Step2.シリンダーをCO2用に変更してみましょう!
CO2用のシリンダに変更し、ピストンヘッドをPDIの物に交換します!
マガジンはひとまずOKなので、続いて本体側の調整に移ります。
本来マルイに使用されているノーマルのシリンダーは、フロンガスの小さなパワーを効率よく使用し、BB弾の射出とブローバックにあてている、いわば低燃費シリンダーです。
その低燃費なシリンダーで、CO2マガジンを使用すると....!!!!!
1-2発撃ったタイミングでシリンダーの破損と、運が悪ければスライドまで破損!!!!絶対に笑えませんね!
では、そんな悲劇を避けるためにできることはなんでしょうか?CO2用のシリンダを使用しましょう。そうすることで、初速の抑制と剛性のアップができます。
シリンダの変更と同時にもう一つやらないといけないことがあります。
個体差があるのかもしれませんが、私のグロックは純正のピストンヘッドを使用した場合、ゴム製のヘッドがシリンダー内でネジれて、スライドがロックしてしまいました。
そこで、ヘッドをPDIのものに変更し、ロックしないように工夫。
尚、PDIのヘッドについてくる気密を保つためのOリングは外しておいてください。これも私のグロックはシリンダー内で巻き込み、ロックしてしまいました。
気密を保たなくても相当なパワーでブローバックするので安心してください!
だいぶ急ぎ足でやってきましたが、今回はここまで!
Step3とオマケ編が残っております。その②に続きます。引き続きみていただけると嬉しいです!
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マルイのグロック17をCO2対応にしてみよう!②
ここまでくればあと少しですよ!真冬でもキレキレなガスハンドガンを手に入れましょう!!! 目次引き続きカスタム!Step3 ...
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